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「なぜ、この子はケージの中にいるのですか?」「実は…」7歳まで“繁殖猫”として生きていた猫 今は一家の愛され“お姫様”に

まいどなニュース / 2025年1月8日 11時50分

お迎え前、カフェにいたときのうーちゃん(画像提供:元保護猫のうーちゃんさん)

うーちゃんが、飼い主のX(旧Twitter)ユーザー・元保護猫のうーちゃんさん(@uta_mama2525)に迎えられたのは、2023年2月。

出会いの場所は、保護猫カフェでした。飼い主さんは、1年ほど通い続けたある日、ケージの中から一生懸命アピールする子に目が留まったといいます。

それが、スコティッシュフォールドの「うー」ちゃんとの出会いでした。

「店長さんに『なぜ、この子はケージの中にいるのですか』と尋ねると、『人間は大好きですが、猫は嫌いで、ほかの猫に喧嘩をふっかけてしまうんです。ケガをしないようにケージで過ごしてもらっています』と教えてもらいました」

実は、うーちゃんには保護猫カフェにやって来るまで、過酷な環境で暮らしていたのです。

「うーちゃんは、元繁殖猫でした。私が出会ったときは、すでに7歳。『残りの猫生を自由に過ごしながら幸せに過ごしてほしい』という思いでいっぱいになり、お迎えすることを決めました」

うーちゃんを家族の一員として迎え入れた飼い主さんは、すぐに驚かされることに。保護猫カフェで出会ったときの印象とは異なり、とてもリラックスしているように見えたといいます。

「初日から家中を探索したり、『撫でて』とアピール。ずっと我が家で暮らしていたかのような溶け込みようでした。1カ月ほど経ったころ、へそ天で寝る姿を見たときは、本当にうれしかったです」

うーちゃんは、優しい飼い主さん家族との触れ合いを通して心を開いてくれたようです。

一家の“お姫様”になったうーちゃん

うーちゃんは、今年8歳になりました。

すっかりおうちでの生活を満喫するようになったうーちゃんは、その麗しい見た目通り、家族のなかでお姫様のような存在になったそうです。

「最近は、グルメになっています。お迎え当初は、どんなごはんでもガツガツと食べていたのですが、今ではクンクンとニオイをかいで好きではないとわかると、プイッと顔をそむけてNGアピール。また、私たちが少しの時間でも外出をするとご機嫌ななめになります。そんなうーちゃんのことが愛おしくてたまりません」

優しい飼い主さんのもとで、自分らしく振る舞うことができるようになったうーちゃん。そんな姿を見守りながら、飼い主さんは次のように心のうちを明かしてくれました。

「うーちゃんは、長らく繁殖猫として過酷な環境を生き抜いてきました。残りの猫生は、わがままになって、自由に生きてほしいと思っています。これからも家族みんなでうーちゃんに、たくさん愛情を注いでいきたいです」

飼い主さんのXでは、飼い主さん家族に甘えたり、のんびりとくつろいだりする愛らしいうーちゃんのショットをたくさん見ることができます。これからも家族と一緒に心穏やかな日々を過ごすことでしょう。

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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