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「うちに連れてくれば?」猫嫌いだった父の思わぬ一言 必死に鳴いてた子猫、今はツンデレなお利口さん

まいどなニュース / 2025年1月27日 8時30分

お迎え当時の小さなテテくん(画像提供:たなおかサンさん)

ハチワレ猫の「テテ」くんが、X(旧Twitter)ユーザー・たなおかサン(@papparapanoneko)さんの家族になったのは、2020年8月上旬のこと。

飼い主さんが大学時代にアルバイトをしていたドラッグストアで出会いました。

「夜、お客さんから『隣のテナントで猫が鳴いている』と教えていただきました。外に出て確認すると、スロープの下で必死に鳴いている子猫がいたんです」

お客さんは、飼い主さんが子猫を助けようとしている間、ずっと見守ってくれていました。「私が責任を持って里親を探します」と約束し、その場で子猫を保護。仕事を終えると、飼い主さんは必要なものを買いそろえ、里親さんを探し始めました。

ところが、内心は子猫を手放したく無かったそう。そこで、あることを思いつき行動に出ます。

「本当は私が迎えたかったのですが、当時は、大学生でひとり暮らしの身だったためお世話をする自信がありませんでした。考えた末、実家に相談をしてみようと思ったんです。ただ、家族はみんな猫が大の苦手……。特に、父に打ち明けるのは怖くてたまりませんでした」

飼い主さんは、覚悟を決めて父にLINEで子猫の写真を送りました。すると、思いがけない返信が返って来たのです。

「たった一言、『うちに連れてくれば?』と返信があり、あっさり承諾してもらえました。あとから聞いた話によると、子猫を見た瞬間、一目惚れしたそうです。今では、実家で一番、父がメロメロになっています」

こうしてハチワレ柄のテテくんは、生後推定2カ月のとき、飼い主さんの実家に迎えられました。

新たに家族が加わり、にぎやかな日々

テテくんは、とても食欲旺盛! ごはんが入っている箱をこじあけて食べるなど、目が離せなかったといいます。

「家族が見ていないすきにカリカリの袋をリビングにぶちまけたこともありました。今でもおねだりは止まらず……。食事管理をするのが大変です」

一方、テテくんは、お父さんだけでなく、一緒に暮らしている祖母や叔母の心もつかんだそうですよ。

「当初、祖母と叔母は『猫なんかいらない』と言っていました。ところが、テテと暮らすようになってからすっかり猫好きに……。今では、家族みな猫が大好きになりました。そして、テテもまたそれを感じとって得意げな様子です」

テテくんの存在が家族の生活に彩りを与えてくれたといえるでしょう。

猫を迎えて幸せが2倍に…!

テテくんは今年で4歳になりました。

その性格について、飼い主さんはこう語っています。

「猫にはめずらしく、実家に来るお客様(特におじさん)が大好きです。来客があると、走って玄関へ。『ニャー』と明るい鳴き声で出迎え、愛嬌たっぷりの仕草や行動で歓待します。また、プライドが高いところも。同居猫のムタの前では、おもちゃで遊ぶのを止めます。そうした気取りやなところがある一方、ムタがいないところでは母にべったり。ゴロゴロとのどを鳴らしながら頭突きをします。親バカかもしれませんが、とても賢い子です。ドアやお風呂の扉を開けたり、ごはんのときは“おすわり”をしたりすることができます」

そんなテテくんについて、飼い主さんは次のように想いを語ります。

「家族で『動物は迎えない』と決めていたのですが、テテがその考えを変えてくれました。今では、テテともう1匹、同居しているムタがいてくれることで家族みんなが癒やしに満ちた日々を送っています。ふたりを迎えたことで幸せが2倍になりました。これからも家族と一緒に、テテとムタの健康と幸せを守っていきたいです」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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