ネクストブレイク秋好美桜 テレ朝「プライベートバンカー」で鈴木保奈美の娘役に抜擢 「心配りや振る舞い、見習うことばかり」

鈴木保奈美をリスペクトする秋好美桜（撮影：石井隼人）

唐沢寿明主演のマネーサスペンスドラマ『プライベートバンカー』（テレビ朝日系木曜午後9:00）。だんご屋の社長・飯田久美子（鈴木保奈美）の一人娘を演じているのが18歳の女優、秋好美桜だ。母親役の鈴木から社会人としてのイロハを学んでいる最中だという。

鈴木保奈美の第一印象は？

富裕層相手に暗躍する凄腕プライベートバンカー・庵野甲一（唐沢）が、金融知識を武器に策動。相続争い、愛人問題、裏金疑惑、経営争いなど資産家一族の「金」にまつわる問題に切り込んでいく。秋好は、巨額詐欺に嵌められことから庵野と出会う団子屋の二代目社長の娘・飯田芹奈に抜擢された。

2024年春に芸能界入りしたばかりの新星。超速での連続ドラマ初出演に「デビュー間もない私に務まるのか？という不安が凄くあります」と緊張を隠さないが、母親役の大先輩・鈴木の優しさに助けられながら試行錯誤で役と向き合っている。

「保奈美さんの第一印象は『すごくおきれいな方！』ですが、初めてごあいさつさせていただいた際も本当に優しくて。私が緊張しているのを察して肩をさすってくださり、緊張をほぐしていただきました。カメラに映らない場所でもとても優しくてすてきな方です」

寒い日のロケでは、母親としての鈴木の温かさに触れた気がした。「早朝の撮影で暖房がなかった時、保奈美さんが『寒くない？』と声をかけてくれました。そういった優しさをいただけたことで、私も娘としての気持ちのスイッチが入った気がします」と感謝しきりだ。

父親も抜擢にビックリ

「見習うことばかり」と鈴木をリスペクトする。「撮影以外の場面でも礼儀正しくされていて、いろいろな方にしっかりとあいさつするのはもちろんのこと、階段で行けるところはエレベーターを使わずに自分の足で行く。俳優という以前に人間性自体が素晴らしいと思いました」

一方、実際の秋好家では父親が娘の大抜擢に目が点状態。「お母さんも『頑張ってね！』と喜んでいますが、保奈美さんが出演された『東京ラブストーリー』を見ていたというお父さんは『鈴木保奈美さんと共演するの？』とビックリしていました」と笑う。

ドラマ後半にかけて出演シーンも増えていく予定。「共演者の皆さんはもちろんのこと、スタッフの皆さんと共に作り上げていくものなので、私も作品に携わる一員として達成感を得ながら自分の成長を感じたいです」と意気込んでいる。

（まいどなニュース特約・石井 隼人）