「実家の庭で高見沢さんごっこ」紅白にも登場したギターの完成度が高すぎる!まさか作ったとは
まいどなニュース / 2025年1月23日 7時10分
「32歳独身女性、元旦暇すぎるがあまり、実家の庭で高見沢さんごっこしてみた。私レベルになると、高見沢さんのギターが自宅にあるんですよ。
(ダンボールです)」
こんなポストをされたのはゆっきー(@yukkiy_daccha)さん。投稿された写真には、かなりインパクトのあるギターを持つゆっきーさんの姿が写っています。
この印象的なギターは、THE ALFEEの高見沢俊彦さんが使っているギターを模してゆっきーさんがダンボールで自作したといいます。なんという芸術点の高さ…!
「格好良くて素敵です」
「ダンボールとは思えないクオリティー‼︎」
「立ち姿や衣装まで素敵ですね!」
「高見沢さんへの愛が溢れてます」
ポストには、ゆっきーさんの愛が伝わったのか、コメント欄も大きく盛り上がりました。ゆっきーさんにお話を聞きました。
「私も作りたい!」という強い気持ちが、制作に至った
ーーこのギターを作ろうと思ったのは?
「今回のエンジェルギター(Ultimate Archangel II)を制作する前に、Ultimate Archangel I を作りました。
もともと、高見沢さんのテレビ番組『高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ』(BS朝日)に出演されていた四星球のまさやんさんがダンボールでエンジェルギターを作っていたことがきっかけで、『私も作りたい!』という強い気持ちを抱き、制作に至りました。
2024年のゴールデンウィークに完成したのですが、楽しい時間のきっかけを作って頂いたお礼とファンレターをかねて、勇気を出して四星球のまさやんさんにDMしたところ、『今度もう一度高見沢さんの番組に呼ばれているのですが、スタッフさんに写真を見せたらすごく面白がってくれたので、あとで番組スタッフさんから連絡行くと思います』という旨の返信を頂き、奇跡的に高見沢さんご本人にも見ていただきました。
返信が来た時も夢かと思いましたが、オンエアを見た時はもっと夢かと思いました!(笑)私のファンレターにまさか返信が来るなんて思わなかったですし、まさかもう一度番組に出るタイミングで!?と未だに夢だと思っています。(笑)まさかまさかの重なり合わせでした
ちなみに先日初めて四星球さんのライブにもお邪魔しました!初めてのライブハウスというものに行ったんですが、すごく楽しくって、音楽の無限の可能性を感じました」
ーー写真のギターはいつ頃完成したのですか?
「今回のは、高見沢さんのエンジェルギターの中でも最新作のUltimate Archangel IIなんですが、8月に行われた夏のイベントで高見沢さんが初披露されました。初めて見た時『これは高見沢さんからの挑戦状だ!』と直感的に(勝手に、ですかね笑)思い、9月頭から制作を始めました。
ただ、私生活もバタバタとしていたので、なかなか制作は進まず、11月中頃に集中して一気に完成!という感じでした。実際の作業時間は1ヶ月ないくらいだと思います。
ーー完成した時のお気持ちは?
「完成した時…というか作っている時に何度も『私ダンボール屋さんに転職した?』と思いました(笑)。物を作るのが好きな性格なので、単純に難しいことにトライしている時間がとても楽しかったです」
ーー今回のギター以外にもダンボールで制作されたものなどはあるのでしょうか?
「前述の通り、Ultimate Archangel II を制作する前に、Ultimate Archangel I を作りました。工作なんて小学生以来で20年振りのトライでした(笑)。右も左も分からないままトライして、ダンボールによる手荒れやケガが絶えない日々を過ごしたのはいい思い出です」
一番のポイントは光ること!
ーー特にこだわったポイントは?
「ご存知のとおり、高見沢さんのエンジェルギターの形状はとても複雑で、下絵の段階で『あれ?私なんでこんなの作ろうと思ったんだっけ?』と何度も思いました(笑)。
そして、今回のギターの一番のポイントは光ることです!初代のUltimate Archangel Iを制作した際に『次もしダンボールエンジェルギターをつくることがあれば絶対光らせるぞ!』と思っていました。
本家の高見沢さんのギターも光ることが魅力の一つなので、LEDをなるべく本家に近い形で仕込むことに全力を注ぎました!また、なるべく本家の大きさに揃えようと思っていたので、写真から縮尺を割り出して設計しました。ここまでくると変態ですね。笑」
ーー作るのに「苦労した」ところは?
「全部です!(笑)何度も『これ作ろうって思ったバカ誰だよ』と思いました。下絵の段階で、手が真っ黒になってしまったり、細かい羽を切る時に、どうしても長い爪が邪魔だったりで、大好きなネイルアートも制作期間中は諦めていました。
また、もともと器用な方では無いため、何度もカッターで指を切りました。
自分の手のケガよりも、『ダンボールに血が着いちゃう!』となっていたのは、今思うと狂ってますね(笑)。軍手などもしなかったため、手荒れも酷かった気がします」
小学生の時、『タンポポの詩』のフレーズが心に刺さった
ーーTHE ALFEEにハマったのは?
「私とTHEALFEEの出会いは21年前に遡ります。私が小学生だった頃、ドラえもんの主題歌がTHE ALFEE『タンポポの詩』でした。『諦めないで頑張り抜く強い気持ちでいるんだ』というフレーズが当時小学生だった私の心にすごく残ったのを今でも覚えています。
一般的には『星空のディスタンス』や『メリーアン』からTHE ALFEEを知るのかもしれませんが、私にとっての初めてのTHE ALFEEは『タンポポの詩』です。
また、初めて見る王子様(高見沢さん)に衝撃を受け、人生初めての一目惚れ……というか初恋をしてしまいました。 これまで感じたことのないギュン!という衝動は一生忘れないと思います。
ただ、その時母親に『テレビに王子様出てた!私この人と結婚する!』と伝えたところ、『もうすぐ50になるおじいちゃんだからやめなさい!』と割と強めに反対されまして、年齢差にものすごく大きなショックを受け、ファンになるには至らなかった……というより、人生初めての失恋を経験しました(笑)
『結婚する!』って思った私も、そう思わせちゃう高見沢さんもすごいですよね(笑)」
初恋と失恋のダブルパンチから20年経った今、元気にファンをやれているのは、ずっと変わらないままステージで歌い続けてくれたからだと思います。
また、『タンポポの詩』の歌詞に『夕焼けを見つめ未来に憧れた少女』と出てくるのですが、あの頃少女だった私が大人になってTHE ALFEEのファンをやっていることは、運命だったのかな、なんて思ったりします。
高見沢さんの魅力は、数え切れないほどありますが、強いて言うなら、とっても男気溢れるところでしょうか。王子様のような見た目で、男気とは遠い存在に見えるかもしれませんが、私たちファンが喜ぶことを第一に考えてパフォーマンスしてくれる男気溢れる頼れるTHE ALFEEのリーダーです。
THE ALFEEの魅力も数え切れないくらいありますが、私が思ういちばんの魅力は『諦めない夢は終わらない』を体現してくれているところでしょうか。
2024年8月25日にデビュー50周年を迎えたのですが、今なお現役で歌い続けているその姿はレジェンドそのものだと思います。続けることの大切さを身をもって教えてくれるその姿勢が『私もこんな70になるぞ!』と私を奮い立たせてくれます。
安心感も魅力の一つかもしれません。前述の通り、私は11歳の時に高見沢さんに一目惚れしたのですが、実際にファンとしてコンサートなどに参加するようになったのはここ最近の3~4年です。
ずっとステージで歌い続けてくれるからこそ、そこで待っていてくれているんだ、という安心感があります。子育てなどでコンサートに参加できなくなっても一段落してまた参加している、という話をよく聞きます。『俺たちはずっとここで歌っているよ。ステージでずっと待ってるよ』というメッセージを常に発信していてくれる安心感は、何にも変え難い魅力です」
最後にゆっきーさんはこのようにコメントを残してくれました!激しく伝わるゆっきーさんの愛!いつかTHE ALFEEの御三方にも届くといいですね。
「『TAKAMIY’S GUITAR HEAVEN 2025』が、
2025年1月11日から1月26日まで、渋谷のESP Museumで開催されます!
私のダンボールギターの本家本元......お手本となったUltimate Archangel II (高見沢さんが紅白で使用されていたもの)が初展示されます。なんと入場料無料です!無料です!大事なことなので2回言いました(笑)。本物はダンボールなんかよりも、ずっと迫力があり神々しいので、ぜひ足を運んでみてください。
また、4月からは恒例の春ツアーが始まります!THE ALFEEが全国の私たちの街に来てくれます。参加しやすい会場があれば、検討されてはいかがでしょうか?温かく迎え入れてくださいますよ。
あわせて、THE ALFEE展「THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~」も各地で開催されます。50年の歴史を惜しみなく展示してくださっています。顔ハメパネルもあるため、THE ALFEEになりきることもできますよ!お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。
最後にTHE ALFEE3人とも地毛です!地毛のTHE ALFEEです!
ご本人たちから#ALFEE3人地毛で拡散して!との事だったので、声を大にして言います!THE ALFEE3人とも地毛です!」
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)
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