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老舗温泉宿の禁煙室に吸い殻…強烈なタバコ臭→客を出禁に「最低限のルール守って」

まいどなニュース / 2025年1月16日 8時30分

塩原温泉 元湯 ゑびすや(@ebisuya_onsen)のXより

老舗温泉宿「塩原元湯温泉 ゑびすや」(栃木県那須塩原市)が禁煙客室でタバコを吸った客を出禁にしました。「塩原元湯温泉 ゑびすや」は11日、X(旧Twitter)に「本日チェックアウトのお客様が【禁煙客室】にて、喫煙をされていたことを確認いたしました」「【禁煙】のご案内があるにもかかわらず、非常に残念です。今後この方達は出禁とさせていただきます」と瓶に捨てられた吸い殻の写真を投稿しました。

創業1907年の「塩原元湯温泉 ゑびすや」に話を聞きました。

ゑびすやは2種の自家源泉を持ち、家猫4匹と交流もできる源泉掛け流しの秘湯小宿です。客室は九つ。1200年の歴史がある塩原温泉最古の湯「梶原の湯」と間欠泉「弘法の湯」があり、 胃腸の名湯である「梶原の湯」は飲泉できます。

禁煙客室には【禁煙のお願い】と書かれた注意書きが卓上にあり、「こちらの客室禁煙でございます」「喫煙場所は、正面玄関 軒先に灰皿を設置しております。何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願い致します」と呼びかけ、テレビ台にも禁煙マークが貼られています。

今回、それでも宿泊客による喫煙行為が発覚しました。客は日本人だったので、注意書きは読んでいた可能性が高いといいます。

ー吸い殻が捨ててあったのは何の瓶でしょうか。

「オロナミンCの空き瓶です。写真は公開しておりませんが、お部屋に準備しているお茶道具の茶殻捨ての容器が灰皿に使われており、共有スペースの廃汁入れ(カップラーメンなどの残り汁を捨てるのに利用していただく物)にタバコの吸い殻が大量に捨ててありました。
また、お茶殻入れを洗面台で洗った形跡があり洗面台がタバコの灰でかなり汚れておりました」

ータバコの臭いはどのくらいしましたか。

「非喫煙者が清掃に入りましたので、かなりキツく感じました。窓は空いていましたが、吸い殻の数から考えるとチェックイン後から吸われていたと思われます」
「吸い殻を発見した時点で、失望と怒りがこみ上げ裏切られた気分になりました。その方たちは帰る際に雪道が登れなかったので、スコップを貸したり親切にしたつもりだったので尚更です…」

ー無断喫煙した宿泊客への対応は。

「まずはお電話でご連絡しましたがお出にならず、その後メールにて清掃費等のご連絡をしましたがやはり未だに返信はありません」

連絡が取れないため、出禁という厳しい措置をとらざるを得ませんでした。

「最低限のルールさえお守りいただければ、お互いにより良いご関係が築けるのに残念です」

◇  ◇

マナー違反の喫煙行為に対し、「ビジホの清掃してますが禁煙室で喫煙するとホントすぐ分かります」「ホントこの手の輩は減りませんね」「吸殻の証拠隠滅に窓からポイ捨て、トイレ流し、天井裏に隠すなど、よくもまぁ思いつくものです」と客室清掃経験者から共感の声が上がり、「外で吸えばいいのに」「あっほやなぁ」「しっかり対応されるところに好感が持てました!」と宿の対応を指示する声が寄せられていました。

塩原元湯温泉ゑびすやは、塩原温泉郷最古の湯「梶原の湯」や温泉おかゆが好評で、館内を自由にお散歩している猫ちゃんの癒やし効果も口コミで高く評価されています。

(まいどなニュース・伊藤 大介)

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