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【おむすび】16、17週はそれぞれのキャラクターたちの人生を描く特別編成 「誰かが誰かのために灯す」群像劇に込めた思いとは

まいどなニュース / 2025年1月19日 19時0分

チャンミカ(松井玲奈)が経営する古着店「ガーリーズ」に、懐かしい人物が訪ねてくる (C)NHK

1月20日からの連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合)16週「笑え、ギャルズ」と、27日からの17週「Restart」は、これまでにない構成で描かれる。結は管理栄養士になることを決意し、幼い花の子育てと両立させながら猛勉強を始めた。2012年当時の管理栄養士国家試験の合格率は49.3%と、なかなかに険しい道のりだ。

結が奮励努力の最中、東日本大震災が起こってから「自分に何ができるのか」を模索し続けている歩(仲里依紗)、福岡からやってきたルーリー(みりちゃむ)、新しい彼氏ができてラブラブのチャンミカ(松井玲奈)の3人はとある「事件」に見舞われる。そして孝雄(緒方直人)や「さくら通り商店街」の面々にも、ある転換期が訪れる。

主人公・結だけでなく、それぞれの登場人物がそれぞれの人生を生きている『おむすび』の、群像劇としての魅力が発揮される16週、17週について、制作統括の宇佐川隆史さんと真鍋斎さんの連名コメントが届いた。以下、全文を掲載する。

◇  ◇

「1月20日から2週間の『おむすび』は、“東日本大震災後の神戸の物語”として、結の姉・歩、そして靴職人の孝雄をはじめ、神戸さくら通り商店街の人々が抱える葛藤と未来への模索を描きます。

東日本大震災――同じ痛みや悲しみを経験した神戸の人々にとって、この震災は決して他人事ではありませんでした。1995年の発災当時、『支えられた』神戸の人々は、悲劇に見舞われた人々に思いを馳せ『支える』人々となります。

震災でかけがえのない親友を亡くしている歩は、ようやく心の傷が癒え始めた頃に再び訪れた悲劇に、『真の意味で支えるというのはどういうことなのか』と苦悩します。

同時に、神戸さくら通り商店街は、目覚ましい復興の裏で、かつての活気が戻り切らないジレンマに揺れていて――。

『日常』を続けることに戸惑いながらも、自らの再生の体験を糧に、更なる次の一歩をどう踏み出していくのか――震災がもたらす痛みや困難だけでなく、その先にある希望や絆も丁寧に描きたいと思っています。ぜひご覧ください」

(まいどなニュース特約・佐野 華英)

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