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【漫画】アップルウォッチが盗まれた…でも無事奪還! いったいどうやって?

まいどなニュース / 2025年2月13日 7時10分

Apple Watchを紛失! ※やしろあずきさん提供(一部抜粋)

「盗まれたApple Watchにエヴァのネタバレを送りつけたら返ってきた話」

web漫画家として活躍するやしろあずきさん(@yashi09)が、以前盗難に遭ったエピソードを漫画で紹介。

時に、西暦2021年。やしろさんは、自身のApple Watchがなくなっていることに気がつきました。

その日は、朝から新宿で健康診断がありました。受診した施設のロッカーの中に忘れたのだとやしろさんは思い、問い合わせてみたものの見つからず…。

そこで、時計と連動させていたiPhoneの「探す」アプリで、場所を確認してみたところ、なんと!時計はものすごい勢いで、国道4号線を移動していました。

時計が誰かに持ち去られたと確信したやしろさん。友人や自身のスタッフの力も借りつつ、奪還に向かいました。

しかし、ここで心配になるのが、その前にApple Watchに登録しているクレジットカードなどの個人情報が流出してしまわないかということ。ですが、連動しているiPhoneから、時計を「紛失モード」にするとロックがかかるとのことでひと安心です。

さらに、この機能で時計にメッセージも送れると知ったやしろさんは、早速犯人に連絡を試みました。その内容は――。

「今すぐ上記に電話かけないとエヴァのネタバレ送ります。あと貴方の位置情報は追跡されてるのでエヴァのネタバレついでに警察も来ます」

エヴァ(エヴァンゲリオン)とは、庵野秀明氏が原作・脚本・監督を手がける言わずと知れた人気アニメシリーズ。ヒトの造り出した究極の汎用ヒト型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンを操縦し、使徒と呼ばれる謎の生命体と戦う少年少女たちを描いた物語であり、登場人物の心理描写や謎が謎を呼ぶ展開も話題となりました。

特に当時は、同作の26年の歴史に終止符を打つ『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が満を持して公開となった直後。世間の注目度も最高潮に達し、「SNSでネタバレ禁止!」というような風潮も高まっていた時期だったといいます。

そのネタバレをあえて送りつけるという、まさに“悪魔の所業”に出たやしろさん。

その甲斐あってか、犯人とコンタクトをとることができました。その際、犯人はApple Watchについて、「新宿で拾ったので、秋葉原の交番に届けに行こうとしていた」と、明らかに苦しい言い訳をしてきたそう…。

その後、やしろさんは秋葉原の交番に赴き、無事Apple Watchを回収。その際、窃盗だった可能性があると訴えました。しかし、警察官には「え?返ってきたから別に良くないすか…?」と返され、捜査などはしてもらえなかったとのこと…。

そんなエピソードが描かれた漫画。X(旧Twitter)のリプ欄にもたくさんの反響があり、エヴァの世界観を絡めたコメントも多く寄せられています。

「そのウォッチ、、、拾わなくてよかったと思う民の一人です」
「エヴァに興味があろうがなかろうがコレは怖い」
「見てない人にネタバレ送るのえぐいw」
「七転び八起きくらいでは終わらないのがめちゃくちゃ面白いですね笑」
「でもエヴァのネタバレって送られても意味わかるか…?」
「盗んだヤツの使途は不明ですが、戻って来て良かったです。使徒だけに」
「やられた相手はネタバレという名の量産機にロンギヌスで貫かれメンタル捕食されて食い散らされた訳だww」
「これがネオンジェネシスか」

当時のことを聞きました

――Apple Watchが盗まれたのは、ロッカーの中とのことですが。

やしろさん:ロッカーは更衣室にあったんですが、リストバンド型の鍵で開けるタイプだったので、僕の後に健康診断を僕と同じ番号で受けた人が犯人なのでは…?と思っています。施設に問い合わせてカメラ見るとかもできたと思うんですが、面倒だったのでまず別の方法を考えてみました。

――エヴァのネタバレをされた相手の反応は?

やしろさん:いや、いたって冷静な感じではありました(笑)。多分マジで面倒だったのでさっさと解決したかったんだと思います。ユーチューバーとかだと思われていた可能性もありますね。

――盗まれた件について、交番で相談したそうですね。

やしろさん:はい!!!!でも、終わったならいいだろって感じでした!!!!!でも、警察は炎上とかした時にめちゃくちゃ助けてもらえたので、正直好きです。警察大好き!!!日本のために頑張れ!!!!

――その後、個人的に犯人かもしれない人と連絡を取り合ったりは?

やしろさん:一切連絡取り合ってません。取り合ったほうが漫画として面白くなりましたねこれ…ミスです…。

――ともかく、『エヴァ』のおかげ(?)で無事に時計は取り返せましたね。やしろさんも『エヴァ』はお好きなのですか?

やしろさん:好きです!(『シンエヴァ』は)公開初日には行けなかったのですが、3日以内に行きました。『エヴァ』の思い出は、番組で(同作の主人公)碇シンジ役の声優・緒方恵美さんと共演させていただき、その後お食事も何回かさせていただいたことですね。本当に漫画家になってよかったと思いました。

  ◇  ◇

やしろさんは、自身が発達障害の一種であるADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱えていると公言されています。

「ロッカーに時計を置き忘れ、それが盗まれてしまった」という今回のエピソードも、「忘れ物が多い」というADHDの特性に通じる部分があるのかもしれません。

「(今回の出来事を踏まえて)ロッカーなど、一時的に自分の所有物を預ける時は通常の3倍は警戒するようになりました。異常なまでに忘れ物対策をします!!」(やしろさん)

そんなやしろさんですが、持ち前のポジティブさと行動力でADHDの生きづらさを乗り切りながら、精力的に活動をされています。3月26日にはKADOKAWAより、書籍『すごいADHD特性の使い方 人生が本当にラクになるコツ』を発売予定とのこと。

なお、やしろさんのADHDに関する話は、以前まいどなニュースでも取り上げさせていただきました。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))

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