伊香保温泉:従業員向け夜間託児所開設へ 人手不足対策

毎日新聞 / 2018年2月14日 9時51分

伊香保温泉の旅館やホテルの人手不足解消のため夜間託児所が開設される群馬県渋川市立「世代間交流館」=伊香保温泉旅館協同組合提供

 群馬・伊香保温泉旅館協同組合は、ここ数年深刻化している旅館やホテルの人手不足対策として、3月から、夜間託児所を開設する。当面は渋川市立の生涯学習施設で、繁忙期の毎週土曜日と祝日の前日の午後6~10時に開く予定。こうした取り組みは、県内の温泉地で初めて。

 組合によると、加盟する旅館やホテル46軒の中には、部屋は空いているにもかかわらず対応できる従業員が不足しているため、予約を断ったりしているという。

 夜間託児所を設けることで育児中の親が働きやすくするのが狙い。渋川市伊香保町伊香保の「世代間交流館」の一室(16畳)を託児所スペースとして借り受ける。

 受け入れ対象は、アルバイトや契約社員などを含む組合員企業従業員の満1歳以上の子ども。利用料は1時間当たり500円だが、雇い主の旅館やホテル側が200円分負担するため、個人の負担分は300円。

 人手不足解消策として、渋川市は2016年7月から公立4園のうち伊香保保育所に限り、保護者からの希望があれば日曜日午前8時半~午後5時15分に開園している。

 伊香保温泉旅館協同組合の森田好幸事務局長は「当面は繁忙期のみの開設になるが、要望があれば平日の開設も検討したい」と話している。問い合わせは同組合(0279・72・3201)へ。【吉田勝】

毎日新聞

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