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宝塚歌劇・宙組公演が9カ月ぶりに再開 劇団員死亡で中止

毎日新聞 / 2024年6月20日 17時2分

宝塚歌劇宙組公演「Le Grand Escalier」のポスターを撮影するファンたち=兵庫県宝塚市で2024年6月20日午前10時1分、梅田麻衣子撮影

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は20日、2023年9月に劇団員の女性が死亡した問題を受けて中止していた宙(そら)組公演を約9カ月ぶりに本拠地の宝塚大劇場で再開した。開演前に村上浩爾理事長が登壇し、「大変なご心配とご迷惑をおかけし、改めて深くおわびします」と謝罪した。

 「公演の万全を期すため」(劇団)として、通常のミュージカルとショーの2本立てではなく、ショーのみを上演。本拠地での公演も6月20~30日に短縮している(東京宝塚劇場公演は7月20日~8月25日)。

 この日は開門前から大勢のファンが劇場前に行列を作った。20歳のころからファンという奈良県の女性(80)は「パワハラをした(とされる)人が舞台に立つことには違和感があるが、全体的にはみなさんよくやっていた。二度と同じことが起こらないようにしてほしい」と話していた。

 劇団員の女性は、前回の宙組公演初日に出演した翌日の23年9月30日朝、死亡しているのが見つかった。劇団は同10月1日から休演を発表。他の4組は順次公演を実施していたが、宙組は中止が続いていた。

 遺族側は長時間業務と上級生らによるパワハラがあったと主張。劇団は24年3月末、当初否定していたパワハラなどを認めて謝罪し、公演スケジュールの見直しや外部相談窓口の設置などの再発防止策を発表した。【松室花実、水津聡子】

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