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ツバメの子育て見守るスーパー 来店客と巣の台座手作りで感謝状

毎日新聞 / 2024年6月22日 11時45分

お客さんと一緒に作った「ツバメの家」の台座に守られ、抱卵するツバメ=三重県伊勢市藤里町のぎゅーとらラブリー藤里店で2024年6月19日、小沢由紀撮影

 今年も元気に巣立ちますように――。店の軒下に作った巣で夫婦仲良く子育てするツバメを優しく見守っているとして、日本野鳥の会が19日、三重県伊勢市藤里町のぎゅーとらラブリー藤里店に感謝状を贈った。

 同店には毎年3月下旬ごろからツバメが飛来。現在は5カ所に作った巣で子育ての真っ最中だ。一方、店側は来店客と一緒になって、巣が崩れないよう手作りの木製台座を作ったり、ひなを狙うカラスよけのひもを張ったりしている。

 日本野鳥の会は近ごろ衛生面から巣を作らせない対策をとる店が多い中、店と客が一丸となってツバメを見守っていることに感激。同会三重の吉崎幸一監事らが同店を訪れ、北地文彦店長に感謝状を手渡した。

 北地店長は「ツバメが来ると縁起が良いといわれている。『今年も来たね』と楽しみにしているお客様も多い。これからも温かく見守っていきます」と話していた。

 日本野鳥の会はツバメと人の共存を願い、2019年度から巣や生息環境を温かく見守る団体に感謝状を贈呈している。県内では今年、同店のほか多気町立勢和中学校にも贈られた。【小沢由紀】

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