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リアル駅長やってみよう JR周参見駅、ふるさと納税返礼 和歌山

毎日新聞 / 2024年6月24日 13時30分

一日駅長体験のイメージ=すさみ町提供

 和歌山県すさみ町はJR西日本、日本旅行と協力し、ふるさと納税の返礼品に「1泊2日の周参見駅長体験」を加えた。ホームで電車を見送るような「形だけの駅長」ではなく、実際に運行されている車両での車内放送も担当するなど「リアルな駅職員として業務を担う」ことが返礼品の「目玉」だ。【大澤孝二】

 周参見駅は既に無人化されており、乗務員室も使われていない。駅舎を管理する町は、施設の有効活用のため、3回だけの「駅長復活」をJR西に提案し、実現することになった。

 必要な寄付は50万円。24年9、12月、25年2月の計3回を予定しており、各回1人限定。先着順のため、町は早めの寄付を呼び掛けている。

 体験では、前日に町内の温泉宿「サンセットすさみ」へ宿泊。翌日は、駅長の制服や制帽、名札を貸与され、改札での乗降客への対応や、ホームでの出発の合図を経験できる。さらに、周参見駅など町内3駅間では車内放送に挑戦。一日駅長認定証やネームプレートも贈呈される。

 同町地域未来課の水上力仁(ちかと)さんは「鉄道ファンならば一度は経験してみたい企画を用意した。3回のリアルでレアな体験を機会に町に興味を持ち、来訪のきっかけにつながれば」と期待を寄せている。問い合わせは同課(0739・55・4801)。

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