釜石で養殖サクラマス水揚げ 秋サケに代わりブランド化目指す
毎日新聞 / 2024年6月26日 16時30分
岩手県釜石市で養殖サクラマスの水揚げが始まった。26日は釜石湾に設置したいけすから体長約60センチ、重さ2~2・5キロに育った約11トンが魚市場に入荷した。2020年に試験養殖が始まり、22年に地元水産会社が事業化した。今季は7月10日ごろまでの予定で、昨季比25%増しの200トンが見込まれる。
三陸沿岸では秋サケの不漁が続いており、穴を埋めようとサーモン養殖が広がっている。ギンザケやトラウトサーモンが多いが、釜石では「ママス」の名で親しまれるサクラマスを市内の「泉澤水産」が手掛ける。同社は市や岩手大などの協力を得て「釜石はまゆりサクラマス」としてブランド化を目指している。今季は1キロ当たり1000円前後で取引される見通し。
同社によると、今季の魚体は昨季より大きく、3キロ以上のものも増えた。昨季からの海水温上昇が懸念されたが生育に大きな影響はなく、餌の中身や与え方を工夫した結果、成長が進んだという。【奥田伸一】
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