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滋賀県立大、入試で出題ミス 合否影響なし 約30年で10件目

毎日新聞 / 2024年6月26日 18時29分

3月の県立大入試ミスで陳謝する松岡純・副学長(右)ら=滋賀県彦根市元町で2024年6月26日午後1時1分、伊藤信司撮影

 滋賀県立大学(彦根市八坂町)は26日、3月の一般入試後期日程で出題ミスがあったと発表した。誤った問題を全員正解として採点し直したが、合否には影響がなかったとしている。

 大学によると、3月12日実施の人間文化学部生活栄養学科の入試(化学)でミスがあった。メタンを燃やした際の物質量の変化を示したグラフ三つが誤っていた。関連する2問題を全員正解とし、改めて採点したが、合否判定は変わらなかった。この問題は36人が受験して11人が合格。実際に入学したのは8人だった。

 近畿各地の入試について高校と大学の教員が検討する組織があり、17日に高校側からミスの指摘があった。県立大の入試は5人以上のチームで作成しているが、問題文の校閲に比べてグラフ類のチェックが十分ではなかったという。1995年度の開学以来、入試の出題ミスは今回で10件目。

 井手慎司学長は「受験生の将来に極めて大きな影響を及ぼしかねない事態を起こしたことを厳粛に受け止め、深く反省しております」などとコメントした。【伊藤信司】

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