1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「世界初」東京交響楽団、バーチャルアーティストと共演 8月12日

毎日新聞 / 2024年6月26日 21時52分

 画面上で演奏するバーチャルアーティスト(左奥)とリハーサルで共演する東京交響楽団=2024年6月26日午後2時56分、和田浩明撮影

 東京交響楽団は26日、本拠とするミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区)で「バーチャルアーティスト(仮想芸術家)」であるピアニストとのリハーサルを公開した。記者会見した同楽団正指揮者の原田慶太楼さんらによると、クラシックのオーケストラによるこの種の共演は「世界初」。8月12日に同ホールでお披露目される。

 バーチャルアーティストは、人間の演奏者の動きを電子的に追跡し、リアルタイムで三次元アニメーションとして再現したもの。出版大手KADOKAWAと映像コンテンツ配信のドワンゴが技術面を支える。プロデューサーの小池翼さんは「(バーチャルアーティストによる)演奏表現で、個人が活躍できる場にしたい」と話す。

 演奏するのはオーディションで選ばれたピアニストで、演奏名は「潤音(うるね)ノクト」。会見で「クラシックの新たな一歩になる」と話した。

 26日のリハーサルを指揮した原田さんは「日本のアニメやテクノロジーがマリアージュ(結婚)した空間が生まれる」と共演に意欲を見せる。演奏曲は、米国の人気曲で100年前に発表された「ラプソディー・イン・ブルー」など。今年の川崎市制100周年にちなんだ選曲でもあるという。【和田浩明】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください