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ライドシェア、雨天時の運行時間・台数を拡充 7月から12地域で

毎日新聞 / 2024年6月28日 11時32分

出発するライドシェア車両=広島市西区の広島県タクシー協会会館で2024年5月31日午後4時8分、中村清雅撮影

 一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ有償サービス「日本版ライドシェア」について、斉藤鉄夫国土交通相は28日の閣議後記者会見で「天気予報で一定の強さの雨が予測される時間帯には、日本版ライドシェアを使用可能にする」と表明した。7月1日から大都市部の12地域で始める。

 対象は、東京都23区、横浜市・川崎市、名古屋市、京都市、札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市とその周辺エリア。その他の地域は今後検討する。

 1時間に5ミリ以上の降水量が予報される時間帯と、その前後1時間を新たに運行可能とする。もともとライドシェアが運行できる時間帯であれば、営業区域で使用が認められている車両数の最大2倍まで使用を可能とする。

 日本版ライドシェアは、運営主体をタクシー会社に限定し、4月から東京都23区や京都市などの一部地域で開始。タクシーの不足状況に応じて稼働できる時間帯や地域、台数も限られている。タクシー需要が一時的に増える雨天時への対応はできていなかった。

 斉藤氏は「雨天時の移動の足不足の解消を目指し、日本版ライドシェアのバージョンアップと全国展開を進めたい」と述べた。河野太郎デジタル行財政改革担当相は28日の閣議後会見で「国交省のアジャイル(機敏)な対応を高く評価したい。制度改善を不断に行い、効果の検証にしっかり取り組む」と語った。【佐久間一輝、古屋敷尚子】

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