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西郷隆盛ゆかりの「えらぶゆり」見ごろ 山形・酒田の南洲神社

毎日新聞 / 2024年6月28日 16時6分

西郷隆盛(右奥)と庄内藩家老との対話「徳の交わり」の像の周りで咲くユリ=山形県酒田市で2024年6月27日午前10時25分、長南里香撮影

 西郷隆盛をまつる山形県酒田市の南洲(なんしゅう)神社で、ゆかりのユリの花500株が見ごろを迎え、多くの来場者でにぎわっている。

 ユリは鹿児島県沖永良部島特産のテッポウユリ「えらぶゆり」。西郷が流罪となった同島の和泊町との交流の一環で、友好の証しとして毎年球根が同神社に届けられている。これまでは神社の境内に植えていたが、昨年初めて鉢植えに仕立てたところ、6月下旬ごろから咲き始め、純白の大輪の花がほのかな香りを漂わせている。

 戊辰戦争で庄内藩は新政府軍に抗戦した末に降伏。「賊軍」とした明治新政府に西郷が寛大に扱うように指示したとされ、それを機に庄内藩家老や藩士らが西郷を慕い、150年余り過ぎた現代まで交流が続いている。

 神社を管理する「荘内南洲会」の菅原司芝常務理事は「庄内と沖永良部を結んでいる縁を、ユリの花を楽しみながら思いをはせてもらえたら」と話している。【長南里香】

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