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羽生善治九段、タイトル獲得通算100期への挑戦に王手

毎日新聞 / 2024年7月4日 21時40分

王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で広瀬章人九段に勝って挑戦者決定戦に進むことが決まった羽生善治九段=東京都渋谷区の将棋会館で2024年7月4日、丸山進撮影

 将棋の羽生善治九段(53)は4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第72期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で広瀬章人九段(37)に118手で勝ち、挑戦者決定戦に進んだ。藤井聡太王座(21)への挑戦を果たすことになれば、現役の日本将棋連盟会長としては1986年の名人戦で挑戦者になった大山康晴十五世名人以来、38年ぶりのタイトル戦登場となる。

 羽生九段はタイトル獲得通算99期。今年は将棋連盟創立100周年に当たり、節目の年を通算100期への挑戦で彩れるかが注目される。終局後、羽生九段は「次の対局までにコンディションを整えて、いい状態で臨みたい。(会長職はあるが)対局の時には対局に集中しようと心掛けている。両方しっかりやれたらと思う」と語った。

 挑戦者決定戦では、5日に指される準決勝、鈴木大介九段(49)―永瀬拓矢九段(31)戦の勝者と対戦する。

 羽生九段は2017年に竜王位を奪取して99期目のタイトルを手にした後、名人戦、棋聖戦、竜王戦(2回)、王将戦で100期を懸けて戦ったがいずれも敗れている。【丸山進】

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