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天の川も美しく再現 船橋市プラネタリウム館、新型投影機を導入

毎日新聞 / 2024年7月5日 11時30分

新しく導入された光学式投影機「PANDORAⅡ」と、ゆったりと座れる客席=千葉県船橋市で2024年6月26日、石塚孝志撮影

 千葉県の船橋市プラネタリウム館(同市東町)は、新型の投影機を導入し、七夕の7日にリニューアルオープンする。

 同館は1987年に開館。県内でも千葉市科学館(ドーム径23メートル)に次ぐ18メートルの大型ドームを持ち、昨年11月までの36年間に延べ85万7384人が来館した。リニューアルオープンに伴い、「コスモくん」の愛称で親しまれた従来の投影機は引退し、最新の光学式投影機「PANDORAⅡ」が導入される。

 新型は、投影できる星の数が9000個だった「コスモくん」に比べて、実際に観測されたデータに基づいて4000万個の恒星と200個以上の星雲星団を投影でき、天の川を構成するかすかな輝きまで自然に美しく再現できるという。さらに、全天周デジタル映像システムと連動させ、本物の星空の下にいるような臨場感や迫力ある映像を楽しめ、2018年に国際天文学連合が命名した小惑星「Funabashi」も投影できるという。

 また、プラネタリウムの館内も、255席から145席に減らし、ゆったり座れるよう横幅を確保するとともに、車いす10台分のスペースを設け、補聴器・人工内耳を装着した人も音声がはっきり聞こえる設備を整えた。総事業費は約1億5300万円。

 月曜休館。観覧料は一般500円、高校生250円、小中学生120円、船橋市在住の中学生以下は無料。問い合わせは同館(047・422・7732)。【石塚孝志】

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