レストラン「ピエトロ」で漂白剤入りの水を提供 客が喉に軽傷 福岡

福岡県筑紫野市

　福岡県筑紫野市のレストラン「ピエトロイオンモール筑紫野店」で4月30日、従業員が誤って漂白剤入りの水を客5人に提供していたことが5日、店を運営するピエトロ（福岡市）などへの取材で分かった。女性客1人が喉に軽傷を負っており、県警が業務上過失傷害容疑を視野に調べている。

　同社などによると、漂白剤を入れて洗浄中だった水を注ぐ容器を、従業員が誤って持ち出し、コップに注いだことが原因という。提供された2組5人の男女のうち4人が飲み、女性2人が病院に搬送された。

　客から「味がおかしい」と指摘を受けて発覚した。同社は「被害を負わせてしまったお客様におわび申し上げるとともに、再発防止に努めます」とコメントした。【佐藤緑平、宗岡敬介】