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J2藤枝、チームオリジナルの魚河岸シャツ製作 焼津産品PR

毎日新聞 / 2024年7月8日 10時3分

焼津魚河岸シャツを着用する藤枝MYFCのスタッフ=静岡県藤枝市高柳で2024年7月4日、藤倉聡子撮影

 静岡県中部の4市2町(藤枝、焼津、島田、牧之原、吉田、川根本)をホームタウンとするサッカーJ2の藤枝MYFCは、焼津市のご当地シャツとして知られる「魚河岸シャツ」をチームオリジナルデザインで製作した。13日の愛媛FC戦(午後7時、藤枝総合運動公園)で販売する。チーム創設15周年と並んで、「良質な地元産品のPRになれば」と期待している。【藤倉聡子】

 魚河岸シャツは漁業関係者が手ぬぐいで仕立てたのが始まりとされ、現在は「焼津魚河岸シャツ組合」が生地や形状の基準を定めている。手ぬぐいや浴衣用の綿100%の生地は、重ねて上から染料を注ぐ「注染」という方法で染める。一部の模様が反転するのが特徴だ。「魚河岸」の文字も必須。これに、創設15周年の記念ロゴや「マイエフ」のデザイン文字をあしらった。

 企画を担当した藤枝MYFCスタッフで焼津市出身の鈴木裕利さん(34)は、中学時代から魚河岸シャツを愛用しているという。「軽くて涼しく、洗ってもすぐに乾いて丈夫。手作業の工程もあって、丁寧に作られている。サッカーをきっかけに、地元で愛されるシャツを知ってもらえれば」と話す。

 チームはJリーグが進める環境保全活動「気候アクション」に参加しており、「今できること」として「涼しい魚河岸シャツを着てエアコンの設定温度を上げる」取り組みを始める。フロントスタッフが業務時に着るとともに、サッカーファンやサポーターにも、魚河岸シャツの着用による気候アクションへの参加を呼び掛けていく。

 チームオリジナルの魚河岸シャツは1万2100円(税込み)。13日に数量限定で試合会場で販売する。気候アクションへの参加はオリジナル以外の魚河岸シャツでもできる。

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