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松山の住宅街で土砂崩れ 住民から119番 3人逃げ遅れの情報

毎日新聞 / 2024年7月12日 7時13分

松山市内で発生した土砂崩れの現場周辺で土砂の撤去をする作業員ら=同市緑町で2024年7月12日午前8時25分、山中宏之撮影

 12日午前3時50分ごろ、松山市緑町1の男性から、「近くの住宅街で土砂が崩れている」と110番があった。

 松山市消防局によると、木造2階建て住宅に土砂が流れ込んで家屋が倒壊し、3人が逃げ遅れた可能性があるという。中にいる住民と連絡が取れていない。付近でガス漏れの通報も相次いでいる。

 土砂は幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れており、消防などが撤去作業をしている。

 現場は、松山城が建つ城山(標高131メートル)の北東側斜面で起きた。周辺は住宅街で、民家やマンションが建ち並んでいる。

 松山市は午前5時、災害対策本部を設置し、緑町を含む清水地区の1万3226世帯に警戒レベルが最高の「緊急安全確保」を出した。

 近くのマンションに住む80代の男性は「『ゴー』という音が数秒続いたあと、ドーンと地響きがした。地震か竜巻かと思い、恐ろしかった。懐中電灯で照らして外を見たら家が崩れていた」と話した。70代の妻は、女性の悲鳴のような声が聞こえたという。

 松山地方気象台によると、愛媛県内では梅雨前線の影響で10日午前10時ごろに雨が降り始めた。11日の雨量は7月平年の総雨量の半分を上回る134ミリに達した。12日も深夜から雨が強まっていた。【中田敦子、井上元宏、山中宏之】

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