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パフェのようなすしも グラスに7種類の海鮮具材、熱海の新名物へ

毎日新聞 / 2024年7月13日 20時30分

参加する店舗がそれぞれに自信作を発表した=静岡県熱海市清水町の熱海魚市場で2024年7月11日、若井耕司撮影

 静岡県熱海市の熱海魚市場の土曜夜市で市場関係者と客との会話をきっかけに生まれた新海鮮グルメ「魚ギョッとカップ寿司(すし)」が11日、お披露目された。海鮮料理6店が参加し、透明のタンブラーグラスに7種の具材を盛ることなどがルール。まるでパフェのようなすしもあり、素材だけでなく見栄えにもこだわったメニューで熱海の新名物を目指していく。

 参加したのは「yoshi-魚-tei」「とくぞう熱海本店」「とくぞう熱海さかな横丁」「魚光丸」「熱海まぐろや」「宇田水産」の6店舗。

 マグロやサーモン、イクラなどが鮮やかに盛り付けられているのはもちろん、鮮度を保つのが難しく通常は未利用魚となるアイゴを使ったり、相模湾のキンメダイを使ったりと店舗ごとにこだわりを見せている。

 魚介だけでなくシャリも、熱海のダイダイ果汁を酢飯に加えたものや、稲取(静岡県東伊豆町)で祝いの時に出されるクチナシの実で味付けをした黄飯を使ったものなど工夫を凝らした。料金は店舗によって異なり、800円から単品のテークアウトで1800円程度まで。

 アイデアの発信元となった熱海魚市場の宇田勝社長は「将来的には20、30店舗と参加店を増やして定着を図りたい」と話している。同市場の土曜夜市は干物や刺し身、野菜などを一般に販売しているが、ここでは宇田水産が新メニューを販売する。【若井耕司】

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