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博多祇園山笠 クライマックス「追い山笠」で15日間の祭りに幕

毎日新聞 / 2024年7月15日 7時51分

土砂降りの中、櫛田神社の清道を駆け抜ける一番山笠・大黒流=福岡市博多区で2024年7月15日午前5時、吉田航太撮影

 福岡・博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」は15日早朝、クライマックスとなる「追い山笠(やま)」があり、15日間の祭りが幕を閉じた。雨が降りしきる中、水法被に締め込み姿の男たちが「オイサッ、オイサッ」と掛け声を上げながら約1トンある舁(か)き山笠を担ぎ、博多の街を駆け抜けた。

 午前4時59分、櫛田神社(福岡市博多区)に大太鼓の音が鳴り響くと、2024年の一番山笠・大黒流(ながれ)が「ヤーッ」と声を上げて境内に突入。清道旗(せいどうばた)と呼ばれる旗の周りを旋回する「櫛田入り」を果たし、「博多祝い唄(祝いめでた)」を唱和後、神社を飛び出して約5キロ先の「廻(まわ)り止め」(同区)を目指した。

 23年の追い山笠では、舁き手の男性(当時57歳)が山笠にひかれて死亡する事故が起きた。博多祇園山笠振興会は同年11月に七つの安全対策を策定。追い山笠では櫛田入りなどのタイムを測るが、奉納神事でありタイムレースではないと念頭に置くことや、体調不良時は参加を控えることとし、全流に徹底を呼びかけていた。【栗栖由喜】

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