WindowsPC不具合 JALやUSJ、JR西などで影響発生

日本航空＝曽根田和久撮影

　マイクロソフトの基本ソフト（OS）「ウィンドウズ」を搭載したパソコンで大規模な不具合とみられる事象が発生し、国内でもさまざまな企業に影響が出た。

　日本航空では19日午後2時20分ごろから、同社のホームページやアプリを通じた国際線の予約や購入などができない状態になった。同社が原因を調べている。

　成田空港（千葉県成田市）を拠点とする格安航空会社（LCC）ジェットスター・ジャパンも国際・国内線計約20便の搭乗手続きができなくなり、欠航した。

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ、大阪市）では19日午後2時ごろから、パーク内の飲食店や土産売り場のレジが一部使えなくなった。客やアトラクションへの影響はなかったという。

　JR西日本でも午後2時20分ごろから、列車の運行状況が分かるホームページや専用アプリの一部が表示されなくなった。各線の運行や駅設備への影響はないという。【木原真希、井川加菜美、春増翔太、合田月美】