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ウルフドッグス名古屋の市川健太選手が献血呼びかけ ファンが行列

毎日新聞 / 2024年7月21日 19時7分

愛知県赤十字血液センターの木下朝博所長(左)から「一日献血ルーム所長」の委嘱状を受け取った市川健太選手=名古屋市西区で2024年7月21日午後1時37分、川瀬慎一朗撮影

 7月の「愛の血液助け合い運動」に合わせ、男子バレーSVリーグ「ウルフドッグス名古屋」のリベロ、市川健太選手(25)が21日、名古屋市西区のイオンモール名古屋ノリタケガーデン内にある献血ルームの一日所長に就任。買い物客らに献血の協力を呼びかけた。

 市川選手が一日所長を務めたのは「献血ルーム フォレスト」。愛知県赤十字血液センターによると、同ルームは全国に3カ所しかない完全予約制の血漿(けっしょう)成分献血専用のルーム。血漿は「免疫グロブリン製剤」など薬の原料で、子どもがかかる川崎病や重症筋無力症などに有効とされる。近年、使用する病気の範囲が広がり需要が増しているため、21年に同ルームができた。

 市川選手はトークショーで「病気で治療中の患者さんのためにも献血への協力をお願いします」と呼びかけた。午前9時半配布のトークショー観覧席の整理券を求め、同5時半から県内外の多数のファンが列を作った。

 成分献血は18歳以上から協力できる。問い合わせは同ルーム(052・462・8090)。【川瀬慎一朗】

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