千代田区のビル解体現場で鉄筋落下 直撃の男性作業員が死亡

東京都千代田区

　30日午前10時5分ごろ、東京都千代田区麴町5のビルの解体現場で、鉄筋が落下して男性作業員を直撃する事故があった。警視庁麴町署によると、男性は心肺停止で病院に搬送され、その後、死亡が確認された。

　事故があったビルは地上12階建てで、20代の男性が屋上で作業していたところ、クレーンでつり上げた鉄筋が外れて約8メートル上から落下。男性は鉄筋と一緒に10階部分まで転落したという。

　現場は、東京メトロ有楽町線麴町駅から西に約300メートルのオフィス街。【岩崎歩】