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突き出た棹から琵琶湖へ 修行僧が7m飛び込み 「伊崎の棹飛び」

毎日新聞 / 2024年8月1日 16時4分

棹から琵琶湖に飛び込む修行僧=近江八幡市白王町で2024年8月1日午後0時34分、伊藤信司撮影

 勇壮な奇祭として知られる「伊崎の棹(さお)飛び」が1日、滋賀県近江八幡市白王町の伊崎寺であった。琵琶湖に突き出た棹(長さ14メートル、先端幅26センチ)から修行僧が飛び降りる行事で、千年にわたって続くとされる。

 比叡山百日回峰を終えた28~51歳の行者計12人が参加した。午前11時から白装束で本堂に集まり読経法要。正午過ぎから参拝客らが見守る中、風に揺れる棹の先端へ1人ずつ進んでいった。静かに手を合わせて呼吸を整え、落差約7メートルの湖面に飛び込み、真っ青な空をバックに水しぶきを上げていた。

 人々の願いをかなえるため自らを犠牲にする「捨身の行」だという。6月に能登半島地震のボランティアもしたという小森文誠(ぶんじょう)さん(28)は「被災地が一日も早く復興し、世界の戦争もなくなるよう祈りをささげます」と話していた。【伊藤信司】

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