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群馬県警察学校の初任科生が慰霊碑清掃 日航機墜落39年を前に

毎日新聞 / 2024年8月1日 16時37分

御巣鷹の尾根にある昇魂之碑を清掃する群馬県警察学校の初任科生たち=群馬県上野村で2024年8月1日午前10時27分、加藤栄撮影

 1985年8月12日に日航ジャンボ機が「御巣鷹(おすたか)の尾根」(群馬県上野村)に墜落した事故から39年を迎えるのを前に、県警察学校の初任科生ら67人が1日、慰霊登山を行い、慰霊碑「昇魂之碑」の周辺などを清掃した。

 初任科生らによる慰霊登山や清掃活動は、事故翌年の86年に開始。事故当時の警察官が、山道が整備されていない状況で救助活動にあたったことを知り、警察官としての使命感を養う目的で実施している。

 この日は、初任科生とともに慰霊登山をした重永達矢・県警本部長が「当時の警察官の使命感や遺族の思いを追体験し、組織の記憶として引き継いでほしい」と訓示。初任科生らは慰霊碑を布で拭いたり、周りの草をむしったりした。

 小池萌々花巡査(23)は「事故の悲惨さを知ることができた。警察官としてこの出来事を忘れないようにしたい」と話し、白岩竜真巡査(26)は「追悼の気持ちを込めて清掃した。警察官として安全な群馬県になるように貢献したい」と語った。【加藤栄】

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