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木更津看護学院、26年3月で閉校へ 22年の教員パワハラも影響か

毎日新聞 / 2024年8月2日 21時30分

千葉県木更津市

 千葉県木更津市にある2年制の准看護師養成学校「木更津看護学院」が2026年3月で閉校することが、同校への取材で判明した。近年、定員割れが続いており、22年に教員によるパワーハラスメント問題が明らかになったことなども影響したとみられる。

 同校によると、1学年の定員40人に対し、入学者は20年度34人▽21年度35人▽22年度28人▽23年度18人と定員を下回り続けており、今年度は15人にとどまった。

 こうした状況を受け、運営する君津木更津医師会(木更津、君津、袖ケ浦、富津の4市の医師らで構成)は同校の存廃について検討を進め、7月17日の臨時総会で閉校を決めた。

 臨時総会では、4年制の看護大学が増え、准看護師志望の学生が激減したことが、定員割れが続いている大きな要因と説明され、今後も志望者増は見込めないと判断したという。

 パワハラ問題の影響については「多少の影響はあったと思う」とした。代替の看護師養成施設については、補助金の増額などが見通せず、「一地方の医師会の力では、新たな施設の設立・維持は困難」としている。

 同校は1940年に木更津助産婦看護婦学校として開設され、これまでに計3897人の卒業生を輩出してきた。【浅見茂晴】

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