メロンなのにスイカの食感、レモンの酸味…札幌で新フルーツ食べ比べ

今夏発売のスイカメロン（右）と昨年登場したレモンメロン＝札幌市中央区の札幌ステラプレイスで2024年8月2日午後4時9分、石川勝義撮影

　スイカの食感とレモンの酸味、どちらのメロンが好み？――。札幌ステラプレイス（札幌市中央区）の水戸青果・北海道四季マルシェ店で2日、今夏から日本で初めて販売される「スイカメロン」と、昨年登場した「レモンメロン」を食べ比べるイベントがあった。

　スイカメロンはスイカの食感で、味や見た目はメロンという新顔。レモンメロンはレモンをほうふつとさせる爽やかな酸味と白い果肉が特徴で、新しいフルーツとして話題になった。

　「スイカ」は北海道名寄市、「レモン」は北海道と茨城、熊本の農家が生産。いずれもサントリーフラワーズ（東京）が栽培委託して買い上げ、市場を通さずに流通させる独自ブランドとして手掛けている。

　長野県佐久市の吉田芽生（めぶき）さん（11）は「『スイカ』はシャリシャリしていて、スイカとメロンの味がした。『レモン』は酸っぱくて甘みがあった。どちらも初めての味でおいしい」と話した。【石川勝義】