1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

リュウゼツラン見ごろ 数十年に一度希少な開花 山口・阿武

毎日新聞 / 2024年8月4日 13時30分

見ごろを迎えたリュウゼツランの花=山口県阿武町で2024年7月23日午後1時24分、杉山恵一撮影

 数十年に一度咲くと言われるリュウゼツランの花が、山口県阿武町宇田郷で7月中旬から咲き始め、見ごろを迎えた。花に気づいた人が車から降りてカメラに収めて楽しんでいる。

 リュウゼツランは中南米原産の植物。葉の形状が竜の舌のように見えることからこの和名がついた。熱帯地域では10年に一度程度、日本では数十年に一度花を咲かせる。今回咲いたリュウゼツランの由来を町が調べたところ、45年前に当時の町宇田郷支所長らが植えて地域で育ててきたことが分かった。

 リュウゼツランは高さが約8メートル。中ほどの花が咲き、既に咲いた下の部分は枯れ始めている。JR山陰線の線路内のため立ち入ることができないが、脇を走る国道の歩道などから鑑賞できる。 

 町がホームページなどで花の咲き具合を7月上旬から紹介すると、全国から問い合わせがあったという。町では2020年8月にも近くの宇田八幡宮でリュウゼツランの花が咲いたことがあり、町の担当者は「リュウゼツランで町が知られるとうれしい」と話す。見ごろは8月上旬までとみられる。【杉山恵一】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください