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京都・福知山で11年ぶりに花火大会 屋台の爆発事故後、初開催

毎日新聞 / 2024年8月11日 21時15分

11年ぶりに開かれた花火大会で、由良川河川敷に打ち上げられた花火=京都府福知山市で2024年8月11日午後8時5分、西村剛撮影

 京都府福知山市で11日、11年ぶりの花火大会が催された。市内では2013年、花火会場の屋台での爆発により見物客ら3人が死亡し、55人が重軽傷を負う事故が起きていた。

 市内の若手経営者らでつくる実行委員会が主催した。実行委は、事故現場のそばに「全ての方を悼み、事故を風化させない」との誓いの言葉を刻んだ伝承碑を建立。午後8時の打ち上げを前に、大橋一夫市長や市民らが献花した。

 開催にあたり、市の条件に従って事故の被害者へ配慮しつつ、安全対策を徹底するため打ち上げの規模を3分の1の2000発に縮小した。事故現場となった由良川河川敷での屋台の出店を禁止するなど、再開には慎重を期した。

 市が昨秋に実施した市民アンケート(1158人が回答)では、花火大会の開催に9割が肯定的だった。一方、爆発事故の被害者への配慮や屋台、雑踏対策を求める声が多数あった。

 事故の遺族・負傷者らを対象にしたアンケートでは、開催に反対する意見も寄せられたが「開催しても構わない」との意見の方が多かった。

 市は、開催の条件が満たされたとして、後援することを決めた。【庭田学】

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