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台風7号が関東接近、鉄道や航空で運休相次ぐ 猛烈な風雨の恐れ

毎日新聞 / 2024年8月16日 9時34分

台風7号の影響で終日運転見合わせとなり、閉鎖された東海道新幹線の改札=JR東京駅で2024年8月16日午前8時23分、猪飼健史撮影

 非常に強い台風7号は16日、伊豆諸島付近を北上し、暴風域を伴って関東に接近している。関東と山梨県の8都県では16日夜にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、気象庁は警戒を呼びかけている。

 気象庁によると台風7号は16日午前8時現在、八丈島の東約100キロを時速20キロの速さで北に進んでいる。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルで、最大瞬間風速は60メートルという。

 16日は関東甲信や東北で猛烈な風が吹くところがある。予想される最大風速(最大瞬間風速)は関東、伊豆諸島で40メートル(60メートル)、東北30メートル(45メートル)、東海25メートル(35メートル)。激しい雨も予想され、17日午前6時までに予想される24時間雨量は多いところで、関東甲信で300ミリ、東北200ミリ、東海120ミリとされる。

 鉄道や航空会社は多くの運休や欠航を決めている。JR東海は東海道新幹線の東京―名古屋間の上下線で16日は終日運休する。JR東日本も昼ごろから東北・上越・山形の各新幹線で一部の列車を運休する。全日空、日航は羽田、成田発着便で多くの便の欠航を決めている。【岡田英】

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