1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

福島第1原発の燃料デブリ取り出し中断、手順にミス 再開めど立たず

毎日新聞 / 2024年8月22日 11時4分

燃料デブリの試験取り出し作業が中断した東京電力福島第1原発の2号機=福島県で2024年8月22日午前10時24分、本社ヘリから宮間俊樹撮影

 東京電力は22日、福島第1原発の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の初回収に向けた試験取り出しを2号機で始める予定だったが、作業を中断した。手順にミスがあったという。東電は22日中の作業再開を断念。再開のめどは立っていない。

 東電はこの日、午前7時半ごろから準備作業を始めた。しかしその約20分後、燃料デブリを取り出すための釣りざお式の装置を押し込むパイプ5本の接続準備をしていたところ、1本目をつなぐ時点で、順番が違っていたことが判明したという。

 今回の作業では、格納容器内部にある圧力容器を支える土台(ペデスタル)底部に釣りざお式の装置を入れ、最大3グラムの燃料デブリを採取する計画。順調に進めば、開始から回収まで約2週間ほどかかる見込みだったが、出だしからつまずく形となった。【高橋由衣】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください