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日向灘地震の被災地を宮崎知事視察 日南市長が早急な復旧要望

毎日新聞 / 2024年8月26日 12時55分

鵜戸神宮境内の石灯籠の倒れた現場で黒岩昭彦宮司(右端)の話を聞く河野俊嗣知事(中央)=宮崎県日南市で2024年8月23日午前10時28分、下薗和仁撮影

 宮崎県沖の日向灘を震源に8日発生した最大震度6弱の地震で被災した同県日南市の国道220号や油津港、観光名所「鵜戸神宮」などを23日、河野俊嗣知事が視察した。高橋透市長から早急な災害復旧の要望書を受け取った河野知事は「要望を受けとめて県としても努力をしていきたい」と述べた。

 観光アクセスルートになっている同市宮浦の国道220号では地震で長さ4メートル、幅2・5メートルの巨岩がのり面の高さ約100メートルから道路に落下し、観光施設「サンメッセ日南」付近の約700メートル区間で半月にわたり全面通行止めとなった。道路上の巨岩と、のり面の途中にあった二十数個の落石(最大2・5メートル角)を国土交通省宮崎河川国道事務所が砕いて撤去し、24日夕から片側交互通行になった。

 県によると、油津港では4施設で岸壁の上部舗装のひび割れがあちらこちらで発生。3カ所で液状化現象が見られたほか、舗装の沈下なども起きた。県は復旧に向けて測量調査を進めている。

 同市の観光名所となっている鵜戸神宮によると、境内にある高さ2~1メートルの石灯籠(どうろう)10基が倒壊するなどの被害があり、楼門前の参道に約20メートルの亀裂が入った。黒岩昭彦宮司(61)は「倒壊した灯籠(とうろう)は奉納者と相談し、撤去や修復をしたい」と話した。【下薗和仁】

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