新たな関西将棋会館、11月17日に完成式典開催 大阪・高槻へ移転

大阪府高槻市に建設される新関西将棋会館の完成予想図＝日本将棋連盟提供

　高槻市のJR高槻駅西口近くに移転オープンする関西将棋会館の完成に伴う式典が、日本将棋連盟が制定する「将棋の日」の11月17日に開かれることになった。同市の浜田剛史市長は27日の定例記者会見で「うれしい。順調にここまでこぎつけた。皆さんの努力のたまもので、感謝申し上げたい」と述べた。

　現在の関西将棋会館（大阪市福島区）は1981年7月に建設され、老朽化が進んでいた。将棋文化の振興に関して連盟と全国初の包括連携を結んだ高槻市が、2019年8月に市内への移転を提案。連盟は21年2月に開いた臨時総会で、棋士の賛成多数で移転を決めていた。【面川美栄】