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コメ品薄続くなか… 新潟で2024年産米の品質検査スタート

毎日新聞 / 2024年8月28日 12時54分

「1等米」の印である二重丸が入った米袋=新潟市西蒲区で2024年8月28日午前8時51分、神崎修一撮影

 コメの取扱高が全国トップクラスのJA新潟かがやき(新潟市西蒲区)で28日、2024年産米の品質検査が始まった。米袋からサンプルを抽出し、検査員が粒の状態などを確認。最も品質の良い「1等米」と判定されると、米袋には1等米を示す二重丸のマークが次々と押された。23年産米は記録的な猛暑の影響で1等米比率が低水準にとどまったことから、関係者は順調な滑り出しに胸をなで下ろしていた。

 初日は、新潟市西蒲区内で今月収穫された早生(わせ)品種「ゆきん子舞」と酒米の「五百万石」の計約70トンが検査された。同JAのスタッフが「米刺し」と呼ばれる専用の器具を袋に刺して少量ずつ取り出し、検査員が色や形など粒の状態を丁寧に確認した。同JAによると、今夏は適度な降水がありコメの生育は順調だという。同JA経営管理委員会の遠藤一雄副会長は「今年は天候が味方してくれたので、1等米が多く出てくると確信している」と期待した。

 主力のコシヒカリの検査は9月中旬ごろから始まり、市場へ順次出荷される。全国的にコメの品薄状態が続くが、同JAの担当者は「もう少し辛抱してもらえば、全国に安心でおいしいコメをお届けできる」と説明した。【神崎修一】

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