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容疑者宅でも暴力か 新たに1人逮捕で計7人に 大阪の集団暴行

毎日新聞 / 2024年8月28日 18時40分

大阪府警本部

 大阪府豊中市の公園で男性が集団暴行された事件で、府警は28日、新たに大阪市西区の会社員、森永亮賀容疑者(25)を殺人未遂の疑いで逮捕した。逮捕者は計7人となり、府警は事件に関与した全員を特定したとしている。容疑者らのグループが、男性を公園に連れて行く前から暴力を振るっていたことも捜査で判明した。

 府警はこれまでに少年1人を含む16~21歳の男女6人を逮捕していた。6人の供述や公園周辺の防犯カメラの映像から森永容疑者の関与が浮上した。府警は森永容疑者の認否を明らかにしていない。

 容疑者のグループは豊中市庄内幸町3の公園で18日夜、京都市右京区の男性(22)を殺害しようとした疑いが持たれている。

 府警捜査1課によると、容疑者らは事件当日、公園近くのマンションにある中山凜容疑者(21)の部屋で男性を殴ったり蹴ったりしたと説明。その後、男性を裸足のまま公園に連れ出し、再び暴行を加えていたことが明らかになったという。「たばこの火を押しつけた」と話している容疑者もおり、府警は暴行の詳しい状況を調べている。

 被害に遭った男性と容疑者らは、大阪・ミナミのグリコ看板下の遊歩道「グリ下」で知り合ったとみられる。男性と容疑者の一人が付き合っていたといい、府警は交際を巡って何らかのトラブルがあったとみている。【斉藤朋恵、林みづき】

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