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乗っても降りてもコケの世界 青森・奥入瀬渓流でコケバス運行中

毎日新聞 / 2024年9月4日 10時0分

コケをイメージしたコケバスの車内=青森県十和田市で2024年8月19日午前11時28分、松本信太郎撮影

 青森県十和田市の「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は11月27日まで、コケの世界を表現した「おいらせコケバス」を運行している。「乗っても降りてもコケを楽しめる」がコンセプトで、1便あたり20人が乗車でき、対象は同ホテルの宿泊者で予約は不要。バス車内のデザインでも、コケの世界を疑似体験できるようになっている。

 十和田八幡平国立公園内を流れる奥入瀬渓流には、国内で1800種類あるコケのうち約300種類が自生している。長野県の北八ケ岳や鹿児島県の屋久島とともにコケの3大聖地と呼ばれている。特に奥入瀬渓流は車道から歩いてすぐにも豊かなコケの生態を観察できる。同ホテルの担当者、小林信輔さん(32)は「山歩きなどに自信がない方でも気軽に歩いて自然に触れ合えるのが一番の魅力」と解説する。

 コケバスは「阿修羅の流れ」「雲井の滝」など四つの名所に停車する。期間中は毎日午前6時~午後4時、1時間に1便運行。乗車前に観察用のルーペを借りることができる。【松本信太郎】

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