千葉・市原の国道16号で陥没、上下線通行止めに 大雨の影響か

重機でアスファルトなどを取り除く作業が始まった国道16号の陥没現場＝千葉県市原市五井金杉2付近で2024年9月4日午後1時33分、浅見茂晴撮影

　4日午前9時10分ごろ、千葉県市原市五井金杉2付近の国道16号で「道路が陥没している」と通行人から110番があった。国土交通省千葉国道事務所によると、アスファルト部分に大きく亀裂が入り、片側2車線ずつの上下計4車線全てで陥没しているという。陥没の大きさは、長さ5・5メートル、幅15メートル。上下線ともに4日午前9時半から現場付近を通行止めにしている。

　現場は工場が建ち並ぶ湾岸地域の一角。千葉県警や国道事務所によると、陥没による事故やけが人の情報はないという。

　市原市内では3日午前、大雨で道路が冠水したり、警戒レベル4の「避難指示」が出されたりした。国道事務所などは大雨の影響の可能性もあるとみて調べている。【林帆南、浅見茂晴】