茨城・牛久の民家から逃走の大型犬ボルゾイ、1.5キロ先で保護

9月3日から一時行方不明となっていたボルゾイ＝牛久市提供

　茨城県牛久市は5日、市内の民家から逃走していた大型特定犬のボルゾイ1頭が同日午後3時半ごろ、つくば市内で見つかり、無事保護されたと発表した。

　3日午後1時ごろ、牛久市栄町の飼い主宅から逃げ、市が住民に注意喚起していた。5日午後、約1・5キロ離れたつくば市高崎近くの住民から「犬がいた」と110番があり、牛久署員が現地で歩き疲れてじっとしている犬を発見、捕獲した。現場に急行した飼い主に、犬はその場で引き渡された。市によると、犬の飼育には県条例に基づく係留義務があり、同署が飼育環境などを調べる。【鈴木美穂】