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「結婚の必要・魅力を感じない」望まない人が全世代で増加 栃木

毎日新聞 / 2024年9月6日 11時45分

(写真はイメージ)=ゲッティ

 未婚者を対象とした栃木県民意識調査で、結婚の意欲がない人の割合は、5年前(2019年)に比べ、全ての年代で上昇したことがわかった。18歳から40歳代までは10%程度上がった。

 今年6~7月、県内居住の18歳から50歳代を対象にオンラインで調査を実施。3177人から回答を得た。

 「すぐにでも結婚したい」「2~3年以内には、結婚したい」「いずれは結婚したい」「結婚するつもりはない」の四つの選択肢を示し、結婚の意欲を尋ねた。

 「結婚するつもりはない」を選んだ人は、18歳から20歳代が21・6%(19年調査では10・9%)、30歳代で34・1%(同23・3%)、40歳代で52・8%(同42・6%)、50歳代で68・4%(同64・1%)だった。50歳代以外は10%以上増えた。

 結婚を望まない理由(二つまで選択)で、女性はすべての年代で「魅力や必要性を感じない」が最も多かった。男性も「魅力や必要性を感じない」が上位を占め30歳代、40歳代では最も多かった。18歳~20歳代では「異性とうまく付き合えない。恋愛が面倒だから」も上位で、50歳代は「年齢などの理由で難しい」が最も多かった。

 50歳までに結婚したことがない人の割合(生涯未婚率)は20年の国勢調査で県内の男性は27・0%、女性は13・9%で、いずれも増加傾向にある。男性の生涯未婚率は全国9位の高さで、女性は37位だった。【有田浩子】

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