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新将棋会館が完成 羽生善治会長「わくわくしている」東京・千駄ケ谷

毎日新聞 / 2024年9月8日 13時17分

新将棋会館のお披露目式であいさつする日本将棋連盟の羽生善治会長=東京都渋谷区で2024年9月8日午前10時32分、宮間俊樹撮影

 日本将棋連盟は創立100周年に当たる8日、東京都渋谷区の「ヒューリック将棋会館千駄ケ谷ビル」1階に入居する新将棋会館が完成したと発表した。午前10時半からお披露目式が行われ、羽生善治会長や谷川浩司十七世名人らがテープカットをして、節目の日に合わせた完成を祝った。現会館から段階的に移転を進め、10月1日に新会館に将棋道場と売店、カフェが一体になった「棋(き)の音(ね)」がオープン。年明けから公式戦も行われる見通し。

 お披露目式で羽生会長は「将棋ファンのみならず多くの人が訪れて楽しんでもらえる場所にしたい。100周年を新たな節目として、いい形で次の世代に残していきたい」と、次の100年に向けた思いを語った。棋士の立場としても「非常にわくわくしている。新たな気持ちで将棋に向き合って対局できる」と期待を膨らませた。

 新会館は現会館から約300メートルの場所に位置し、延べ床面積は2460平方メートル。現会館(地上5階、地下1階)の2545平方メートルよりやや減るものの、エレベーターや階段部分がなくなるのを考慮すればほぼ同規模。対局室は現在の8室から11室に増え、椅子対局できる部屋も設けられた。

 この日、午後2時からは関係者による記念式典があった。午後6時からファンを交えた「祝う会」が開かれる。【丸山進】

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