「重圧感じた」 吉高由里子さんら「光る君へ」トークショー 大津

NHK大河ドラマ「光る君へ」での撮影シーンを振り返る吉高由里子さん（右）、見上愛さん＝大津市島の関の同市民会館で2024年9月8日午後5時16分、飯塚りりん撮影

　NHK大河ドラマ「光る君へ」でまひろ（紫式部）役の吉高由里子さんと、藤原彰子役を演じている見上愛さんのトークショーが8日、大津市民会館（同市島の関）であった。

　同市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会などが主催。会場には県内外から約1100人のファンが駆け付けた。

　吉高さんはドラマで紫式部に物語の構想が舞い降りてきた場面を振り返り、「楽しみにしていたシーンだったので高揚感もあったが、ここから始まってしまうという重圧も感じた」と話した。

　見上さんは、感情を表に出さない彰子を演じる上での工夫を語り、今後の彰子は「まひろとの関係も相まって、最初からは想像も付かない女性になっていく」と明かした。

　2人はすでに紫式部が源氏物語を書き始めたとされる石山寺（同市石山寺1）の「源氏の間」も訪れたという。吉高さんは今後の展開について「まひろの身に起きることが源氏物語の種になっていくので、照らし合わせて見てほしい」と話した。【飯塚りりん】