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無資格で医療行為の疑い 介護施設運営の61歳を逮捕 大阪府警

毎日新聞 / 2024年9月11日 19時42分

大阪府警本部

 運営する介護施設で医師免許がないのに医療行為をしたとして、大阪府警は11日、大阪府岬町の「フラットワン」社長、中村真美容疑者(61)を医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕した。府警は容疑者による医療行為が常態化していなかったか調べている。

 逮捕容疑は町内で運営する介護施設「看護小規模多機能型ホームひらり」で2023年12月、70代の男性利用者の尻付近にできた床ずれを医療用はさみで切除したとされる。また24年4月には、90代の女性利用者の左ふくらはぎをメスで切開したり、医療用ホチキスで縫合したりしたとしている。府警は認否を明らかにしていない。

 府警生活環境課によると、中村容疑者は「医療用の器具は提携先の病院から借りた」と話しているといい、入手の経緯を調べている。「医師免許のない人が通所者の足をメスで切開し、うみを出している」との情報を5月に得て捜査していた。

 厚生労働省の資料などによると、施設の利用者は23年10月時点で18人おり、平均年齢は87歳。通所や宿泊、訪問看護サービスなどを受けている。【小坂春乃】

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