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横浜・鶴見の“開かずの踏切”で死亡事故 踏切内の待避所と間違えたか

毎日新聞 / 2024年9月30日 20時15分

死亡事故のあった「生見尾踏切」。全長計約45メートルあり、中央の待避所には多くの通行人が立ち止まる=横浜市鶴見区生麦3で2024年9月30日午後4時59分、宮本麻由撮影

 29日午後11時ごろ、横浜市鶴見区生麦3のJR東海道線「生見尾踏切」で、ベトナム国籍の飲食店従業員、ブオン・バン・ロンさん(26)=同区岸谷1=が熱海駅発東京駅行き普通電車にはねられ、間もなく死亡が確認された。中間地点に待避所がある踏切で、鶴見署はブオンさんが待避所と間違って踏切内に立ち止まった可能性があるとみて調べる。

 生見尾踏切は全長計約45メートル。東海道線、京浜東北線、横須賀線の上下計6線が走り、東海道線と京浜東北線の間に遮断機のある待避所がある。同署によると、ブオンさんはスマートフォンを見ながら徒歩で踏切内に進入したが、待避所に近接した線路内で立ち止まる姿が防犯カメラ映像に映っていたという。

 生見尾踏切では、4月にも徒歩の男性が踏切内で電車と衝突する死亡事故があった。同踏切は、1時間のうち遮断時間が40分以上になる「開かずの踏切」として、国土交通省が対策が必要だと指摘している。

 日中、踏切を警備している鈴木治雄さん(75)は「長い踏切なので渡りきれない人もいるため誘導している。取り残される可能性もあり危険な場所だ」と話した。【宮本麻由】

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