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連続強盗、神奈川事件の被告が千葉でも関与 「抜けたいが脅された」

毎日新聞 / 2024年10月9日 20時18分

神奈川県警本部

 首都圏で相次いだ強盗など7件の事件のうち、神奈川県厚木市の事件の実行役として逮捕、起訴された男性(24)が、千葉県八千代市の事件への関与を認める供述をしていることが捜査関係者への取材で判明した。警察当局は裏付けを進めている。

 男性は強盗致傷罪などで起訴された群馬県大泉町、会社員、轟(とどろき)祐二被告。

 起訴状によると、仲間と共謀して8月31日、厚木市の中古ブランドショップに押し入り、高級腕時計など約130点を奪ったうえ、通行人の男性の頭をハンマーで殴るなどしてけがをさせたとされる。神奈川県警が事件直後に現行犯逮捕した。

 厚木の事件の2日前の8月29日には、八千代市の質屋に2人組が押し入り、何も奪わずに逃走する事件があった。千葉県警は10月3日、事件当時に仲間と共謀して包丁を隠し持って質屋内をうろついていたとして、愛知県小牧市の男性(19)を強盗予備容疑で逮捕している。

 捜査関係者によると、轟被告の携帯電話の解析や防犯カメラの映像などから、轟被告が八千代の事件にも関与した疑いが浮上した。

 轟被告は「(闇バイトから)抜けようとしたが、指示役から『今さら抜けられると思うなよ』と脅されていた」と供述しているといい、八千代の事件が失敗した後に、指示役から連絡を受けて厚木の事件にも関与したとみられる。

 また7件の事件では、指示役が実行役との連絡に使った通信アプリの複数のアカウントが、いくつかの事件ごとに共通するなど使い分けられていた。警察当局は7件は同一の指示グループが関与したとみている。【宮本麻由、林帆南】

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