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「大蕨の棚田」で刈り取った稲を天日干しする「くい掛け」 山形

毎日新聞 / 2024年10月13日 14時15分

「大蕨の棚田」で行われている刈り取った稲を天日干しする「くい掛け」=山形県山辺町で2024年10月12日、竹内幹撮影

 農林水産省の「日本の棚田百選」の一つに認定された山形県山辺町の「大蕨(おおわらび)の棚田」で、刈り取った稲を天日干しする「くい掛け」が並べられている。実りの秋を迎えた日本の原風景を見ようと多くの人たちが足を止め、写真に収めていた。

 くい掛けは高さ2メートルほどの木のくいに稲約60束を重ねてかける伝統的な自然乾燥法。2・6ヘクタールの棚田に約1000本のくいが立てられている。3週間ほど天日干しをすると、コメの風味と甘みが増すという。

 棚田の再生事業に取り組む「グループ農夫の会」の稲村和之さん(71)は「これからも先人たちが築いてきた景観を守っていきたい。丹精込めて作ったコメを味わっていただければ」と語る。今年の新米はオンラインショップなどで販売する予定だ。【竹内幹】

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