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三重に現れた光る富士山 なばなの里でイルミネーション点灯

毎日新聞 / 2024年10月19日 9時45分

「名峰富士」をテーマにした「なばなの里」のイルミネーション=三重県桑名市で2024年10月18日、山崎一輝撮影

 三重県桑名市長島町の観光施設「なばなの里」で18日、恒例のイルミネーションが点灯された。メイン会場は「名峰富士」をテーマに、富士山や裾野の森林などを色とりどりの発光ダイオード(LED)で幻想的に浮かび上がらせた。一般公開は19日から来年6月1日まで。日没後に点灯される。

 横幅155メートルのメイン会場は光のステージが一面に広がり、中央部に高さ約35メートルの富士山がそびえる。樹海の豊かな自然を表現した「青富士」、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした朱色の「赤富士」など13場面が8分ごとに切り替わり、訪れた人たちを魅了する。

 他にも、大海原に咲く桜をイメージした約100メートルの光のトンネル「海さくら」が新しく登場。木曽三川のように光が移ろう水上イルミネーション「光の大河」や、立体的に輝く花壇「光の花畑」などのスポットもある。

 担当者は「日本人のみならず世界中の人たちに愛される悠大な富士山を楽しんでもらいたい」と話している。【山崎一輝】

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