1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

東京都庁プロジェクションマッピング、広告も投影へ 収入で費用軽減

毎日新聞 / 2024年11月1日 18時27分

都庁第1本庁舎に投影されたゴジラのプロジェクションマッピング=東京都新宿区で2024年4月27日午後7時1分、玉城達郎撮影

 東京都は1日、都庁第1本庁舎壁面を使ったプロジェクションマッピング(PM)で広告を投影すると発表した。PMを巡っては2年間で16億5000万円という予算額から7月の都知事選で一部の候補者から批判の声が上がる一方、10月末までに約39万人の観覧客が訪れた。広告収入を得ることで運営費の軽減につながるとみられる。

 都によると、プログラム開始前に15秒~5分間、企業ロゴなどの静止画やプロモーション動画を映し出す。広告料の最低価格は1週間53万円、1カ月158万円。1日から募集を始め、早ければ2025年1月に投影を始める。1日の定例記者会見で小池百合子知事はPMについて「東京の新たな観光スポットになっている。企業PRなどの場としてご活用いただきたい」と話した。

 都庁のPMは第1本庁舎4~32階の約1万4000平方メートルの壁面に、40台のプロジェクターを使って光を投影。今年2月に始まり、これまで巨大怪獣ゴジラが登場する「ゴジラ都庁襲撃」や、2人組音楽ユニット「YOASOBI」の楽曲を使ったプログラムなどが上映され、多くの家族連れや外国人観光客らが訪れている。11月30日からは歴代のゴジラ7体が登場する「TOKYO GODZILLAs」を上映する。

 PMの2年間の予算は約16億5000万円。24年度は約9億5000万円で、機器のリース・保守に約5億2000万円、映像制作や会場警備などに約4億2000万円が充てられている。【山下俊輔】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください